「言葉にできる」は武器になる。本の内容&レビュー。内なる言葉とは?

自分の思いを言葉にできていますか?

自分の思いを話すのは、
簡単そうで難しい。

日常で人に何かを伝える、
話すことは日々行っている。

 
しかし、
思ったように伝わらない。
理解してもらえないこともある。
 

自分はこうして欲しいと思っているのに、
うまく理解されない。

そして、自分に対してへこむというような、
悪循環に陥ることもある。

 
どうしたら、
もっと自分の思いや気持ちを伝えられるのだろうか?
 

そのヒントがこの本にある。

「言葉にできる」は武器になる。


梅田 悟司
出版社: 日本経済新聞出版社

この本には、
「内なる言葉」というワードが出てくる。

内なる言葉は、
日常のコニュニケーションで用いる言葉とは別物であり、
無意識のうちに頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話することで考えを深めるために用いている言葉である。

P22

著者はコピーライター。

この「内なる言葉」を知る前と後では、
生み出す言葉の質が一変したという。

 

さらに、こう続ける。

言葉には2つの種類がある。

「内なる言葉」「外に向かう言葉」
 

多くの人は、
「外に向かう言葉」しか意識できていない。

意見を言葉に変換するのが、
「外に向かう言葉」

「内なる言葉」は、
頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話することで考えを深めるために用いている言葉。

 

これだけでも、勘のいい人は分かるかも知れないが、
結局のところ、「内なる言葉」 自分の考え方、感情が重要になってくる。

 

そこが薄っぺらければ、
最終的に、口から出てくる言葉は、
薄く、軽いものになってしまう。

結果として、理解されない、
正しく伝わらない、ミスコミニュケーションになる可能性も高い。

 
では、どうやって自分の意見を育てるのか?
 

そのヒントが「内なる言葉」にある。

内なる言葉と向きあい
考えたつもり、から脱却する。

自分の考えや、
頭の中にどんな内なる言葉があるのかを
正確に把握することで意見を育てる。

内なる言葉の存在に目を向けることが必要だ。

 

「言葉にできる」は武器になる。では、
「内なる言葉」の磨き方や、向きあい方が書かれている。

自分の内なる言葉に目を向けて、
伝え方のレベルをワンランク上げてみてはいかがでしょうか?

そうすることで、
人生がより良くなっていくかも知れない。

⇒ 「言葉にできる」は武器になる。