生きるなら、最高の日を。読書レビュー&内容。A PERFECT DAY!

A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を


ボブ・トビン (著), 矢島麻里子 (翻訳)
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日:2019年1月31日
 

この本を手に取った理由は、「生きるなら最高の日がいい」と思ったから。

毎日を最高の1日にしたい。そう思ったからこの本を読み始めました。

「A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を」の内容は、自己啓発本ということもあり習慣に関することが多く書かれています。

『パーフェクトに生きるにはどうしたらいいのか?』

本書は、そのヒントを教えてくれます。

ただその前に Perfectとは何なのかをはっきりさせる必要があります。

本書で書かれるパーフェクトはこちら。

パーフェクトとは、何が起ころうとも、その状況にうまく適切に自信を持って対処でき、今以上の喜びと幸せに満ちた人生を送ることを意味します。

A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を ボブ・トビン P4

そう、パーフェクトとは、完璧にこなすことではなくて、何が起ころうとも、その状況にうまく対処することなのです。

いいことばかりではないし、悪いことばかりでもない。

色々なことが起こるのは当たり前だと思いながら、生きていくことはとても重要なのではないかと感じました。

最高の日々を生きようと思うと、習慣やスキルや人間関係が必要になってきます。

そのためにはどうしたらいいのか、どのようなことに気をつけていけばいのかが書かれていて、最高の日々を送るためのヒントがこの本に詰まっています。

 

最高の一日を始める

 
『毎日新しいスタートを踏み出すこと。』

第1章には、最高の一日を始める方法が書かれています。

この中でいいなと思ったのは、「毎日新しいスタートを踏み出す」こと。

1日を過ごすと、いろいろな出来事が起きます。

感情的になったり、悩みを抱えたり、気分が晴れないこともありますが、頭の中をクリアにすることはとても重要なことです。

嫌な気持ちを引きずって生きるのではなくて、1日1日をしっかり 新しいスタートを切っていくことが大事。

毎日毎日、新鮮な気持ちで生きていくためにも、毎日新しいスタートをきっていくことは大切なこと

 

ポジティブな心を持つ

 
『勇気を出して嫌な人と縁を切る。』

この章の中で印象に残ったのは、勇気を出して嫌な人と縁を切ること。

なかなか人との関係を切るのは難しいことかもしれません。

でも、そりの合わない人と縁を切ることは、ポジティブな心を持つためにも大事なことです。

たまに、エネルギーを吸い取られそうなネガティブな人や、そりの合わない人もいます。

何とかあわせて、その場をやり過ごすという方法もありますが、それよりも嫌な人から遠ざかって、お互い元気になれる人たちの中に身を置くのが建設的です。

そうすることで、ポジティブな感情は増えていくと思います。

別に面と向かって、縁を切りますと言う必要はなく、そういう人との時間をそっと遠ざけて行くのも一つの方法かもしれません。

 

うまくいく状況を作る

 
『右へならへから脱する。』

協調性を重視するあまり、人と違ったことができなかったり、自分が思ってる行動が取れなかったりすることもあるかもしれません。

でも、自分が思うことがあるのなら、それが人と違っていても行動していくことが大事だと思います。

無難に人と同じことをやるのではなく、自分の考え方ややり方があるのであれば、勇気を持って行動するのも良いのではないでしょうか。

その行動の違いが自分の価値になり、さらに人を刺激したり、人のためになっていくのではないかと思います。

 

周りの人に影響を与える

 
『常に優しさを心がける。』

人に親切にすることはとても大事。

人に優しくすることで、自分にも優しくなれる。そして周りも優しくなる。

本書には、「親切は伝染する」と書かれています。

親切を受ける取ったら、誰かに親切を返したくなる。

こんなプラスの連鎖が広がっていたらとても素敵なことが起きるでしょう。

人に親切にすることはとても大事だと感じました。

 

さらに幸福な毎日を送る

 
『存分に笑う。』

笑顔や笑いは、人にとって重要なもの。

人が笑っていたら、自分が笑ってしまうというのこともあるかもしれません。

前章では、「親切は連鎖する」と書かれていましたが、「笑いもで連鎖する」

そして、笑いは人と人を結びつけてくれる。

ユーモアのセンスを磨くことも大事。

そして、自分が笑うこともとても大事なこと。

まとめ

A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を

生きていれば、いいことばかりではないけど、悪いことばかりでもない。

悪いことが起きたからパーフェクトじゃない!ではなく、良くても悪くてもパーフェクト。

結局は、自分がどう捉えて、どう考えるか。そしてどう行動するかだ。

本書では、日常の習慣のヒントが書かれています。

本の中のピンときた言葉や考え方を参考にして、日々の行動に取り入れていけば、最高の日を生きられるのではないかと思います。

⇒ A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を。