創造と変革の技法の読書レビュー&内容!時代に求められるものとは?

創造と変革の技法
イノベーションを生み続ける5つの原則


著者:堀 義人
出版社: 東洋経済新報社
発行日:2018年9月14日
 

創造と変革の技法を読んで、感じたこと。

 
創造と変革の技法は、
このような目次になっている

第1部 創造に挑み変革を導く5つの技法
 第1章 可能性を信じ、志を立てる
 第2章 人を巻き込み、組織をつくる
 第3章 勝ち続ける戦略を構築し、実行する
 第4章 変化に適応し、自ら変革し続ける
 第5章 トップの器を大きくし続ける

第2部 5つの技法で社会を良くする
 第6章 日本を良くする  ――G1とKIBOWの挑戦
 第7章 地域を良くする  ――水戸再生プロジェクトと地方創生
 第8章 文化・スポーツを良くする ――茨城ロボッツ、日本一を目指す!

個人的には、
第1部に書かれている内容が非常に良かった。

 
なかでも印象的だったのは、
以下の3つに関して書かれたもの。

・可能性を信じる
・常識をブチ破る
・人を巻き込む

それぞれに関して、
学びや気づきをまとめてみる。

 

<可能性を信じ、志を立てる>

 
まず、大事なのは、
可能性を信じること。

すべては、そこから始まる。

 
「できる、できない」を判断してしまっては、
新しいことや難しいことをできるはずがない。

 
まずは、信じること。
可能性を信じること。

 
出来ない理由を見つけたり、
お前にはできないと言われたらそう思ってしまう。

可能性を閉ざしてしまってはいけない。

可能性を信じることを学んだ。

 

<常識をブチ破る>

 
常識をブチ破れ!

常識を疑ってみよう。
常識を否定してみよう。

そこから発想が生まれてくる。
 

世の中は、
常識という固定観念が渦巻いている。
 

その常識は、
本当に正しいのだろうか?
 

常識に騙されてはいけない。

自分の心を大事にしなければいけない。

 
トコトン考え、
考え抜いた生き方、
ミッション、自分の道を進むこと。
 

その常識は、本当に常識なのか?

そう問いかけていこうと思う。

 

<人を巻き込む>

 
一人でできることは限られる。

一人で成長する人もいない。
 

仲間を作ることは大事。
そのために、組織を作るのも一つの方法。
 

本書では、
人材巻き込み術として、
織田信長の話が出てくる。

信長が面白いのは、
リーダーが一番危険なことを自ら率先してやっていくところだろう。

創造と変革の技法 堀 義人 P55

リーダー次第で大きく変わるということが分かる。
 

また、
問題の捉え方も重要。
 

人に仕事を任せても、
物事が起きた時はすべて自分のせい。

著者は、問題はすべて自分のせいという
原因自分説で仕事を任せている。

人を巻き込むには、
覚悟の持ち方が大事だと感じた。
 

<まとめ>

本書は、
「創造と変革の技法」が書かれています。
 

現在は、グローバル化だけではなく、
テクノロジーが進化している。
 

本書に書かれている、
創造と変革の技法は、普遍的なもの。
 

創造に挑み変革を導くための
「5つの原則」

・可能性を信じ、志を立てる
・人を巻き込み、組織をつくる
・勝ち続ける戦略を構築し、実行する
・変化に適応し、自ら変革し続ける
・トップの器を大きくし続ける

本書では、不変の方法論を学べます。

 
人類とともにAIも進化していく時代。

変化に適応し、
変革し続けることが求められる。

⇒ 創造と変革の技法