悩みを自分に問いかけ、
思考すれば、すべて解決する
著者:小川仁志
出版社: 電波社
発行日:2017年12月18日
悩みを自分に問いかけ、思考すれば、すべて解決するはどんな本?
簡単にいうと、
「悩みを自分に問いかけ、思考すれば、すべて解決する」は、
自問自答について書かれている本。
今の時代はインターネットが発達して、
ネットで調べれば簡単に答えが出るという時代。
ネットは便利で、スピードも早く、
簡単に知りたい情報が手に入る。
でも、簡単に情報が入る時代だからこそ、
自分で考えるという機会は減っているのではないだろうか。
実際、
考える前に調べてしまっているケースは多い。
スピードが求められる時代というのは、
否定しないが、考える力は重要。
自分自身のポテンシャルを発揮するためにも、
考えることが大事だ。
<自問自答>
本書では、
自問自答の大切さについて書かれている。
自問自答とは、
自分で問い、自分で考えること。
自問自答することで頭が鍛えられる。
さらに発展した思考を見つけることができる。
自問自答に関しては、
このように書かれていた。
そもそも世の中に絶対的なものなどありません。
その意味では、どこから答えを引っ張ってきても、
それが絶対正しいということはないのです。それなら、他者の答えを掲げるより、
自分自身が導き出した答えを掲げた方がいいと、私は思うのです。たとえ間違っていたとしても後悔しないからです。
人の答えだと、その人のせいにしてしまいがちです。
悩みを自分に問いかけ、思考すれば、すべて解決する 小川仁志 P4
このように、
自分と向きあって答えを出すことで、
後悔が減ると思う。
本書では、
自分と向きあって考えるには、
「どうすればいいのか?」ということが書かれている。
- 第1章 人は1日に3万回、自問自答している
- 第2章 「自分を知る」ことから始めよう!
- 第3章 人はひとりでは生きていけないもの
- 第4章 渾沌とする世の中でどう生きるか?
- 第5章 「自問自答」力を鍛える7つの方法
本書では、
自問自答の力を鍛える7つの方法も書かれている。
自問自答することで、
自分のアイデンティティの危機的状態も回避可能。
<自問自答のための2つのステップ>
- 自分という存在が確かなものであることを認める。
- 自分の存在を認めたうえで、それが何者なのか確定していく作業。
このような自分を受け入れた
「思考のやり方」が学べる本。
自分に対して、
意識的に質問を繰り返す練習をしていくことで、
問題にぶつかったときでも、解決しやすくなる。
「自分で問い、自分で考える」
いろいろな悩みが出た時に、
自分に問いかけ、思考することで、
悩みを解決できるきっかけになるかもしれない。
本書で、自問自答を学んでみてはいかがでしょうか?
⇒ 悩みを自分に問いかけ、思考すれば、すべて解決する