英語の多動力
著者:堀江貴文(ほりえたかふみ)
出版社: ディーエイチシー
発行日:2018年8月9日
以前、堀江さんは、
「多動力」という本をだしていたが、
今回は、英語の多動力。
「多動力」とは、
いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
英語×多動力
グローバル化が進み、
英語は避けて通れない。
AIの進化で翻訳性能も向上している。
しかし、自分で伝えた方が早く伝わるし、
外人とダイレクトにつながるには、自分で話せた方がいい。
英語を話せて、
他の知識や特技などを持っていれば、
それはとても大きな武器になる。
そして、世界中で行動でき、
物事を進めるスピードも速くなる。
英語があれば、
出来ることがさらに増える。
英語を身につけることが、
多動力となる。
英語の多動力はどのような人におすすめ?
この本には、
「どのように英語を学べばいいのか?」
ということが書かれています。
英語の多動力は、
参考書や英会話の本のように、
文法や単語を教えたりする内容ではありません。
英語を身につけるための考え方、
行動力などメンタルに関して学べます。
本当に大切なのは、高度な英語力ではない。
人間の中身だ。
拙い英語でも伝えようとする行動力のほうだ。英語の多動力 堀江貴文 P15
本書には、
英語の学び方、向き合い方が書かれています。
これから英語を始めようと思う方、
英語の必要性を感じている方、
英語は難しいと感じている方にオススメです。
堀江さんの常識に縛られない、
柔らかい考え方で、新たに英語を最短で学ぶきっかけやヒントになります。
英語の多動力はどんな本?
一言で言うと、
英語を学ぶための考え方が詰まっている本。
英語を話すようになるには、
ある程度時間は必要。
明日すぐに、
英語を思ったように話せるものではない。
英語は地道に学んで、
慣れていく必要がある。
スキル習得に必要な時間は、
「1万時間」というような言葉もあるが、
スキルの習得には時間がかかる。
それを楽しいと思えることでなければ、
苦痛で挫折につながってしまうかもしれない。
いかに学習時間を有効にして、
質を上げれるか?この部分は重要だと思う。
その過程の中で、
どれだけ楽しく、ワクワクして学べるか?
これにより成長スピード、
モチベーションは大きく変わる。
受験勉強のように、
試験で点数をとる勉強はつまらない。
好きなこと、熱中できることなら、
時間を気にせず学ぶことが出来る。
本書では、
楽しく学べる方法をいくつか紹介している。
スマホを英語モードにする。
日本で暮らしていると常に英語を視界から排除するようになっている脳に、
少しずつ英語を意識させていくことにある。英語に触れるを自動化していくのだ。
英語の多動力 堀江貴文 P245
日常に英語を落とし込んでしまうのは効果的。
このような方法を取り入れていきたい。
また、英語の多動力は、
英語で成功した6人のインタビューが書かれています。
・村上憲郎
・坪谷ニュウエル郁子
・藤岡頼光
・三木裕明
・竹林朋毅
・イムラン・スィディキ
インタビューからは、
どのような気持ちで、どうやって学んだのかという部分がかかれており、
これから英語を学ぶのに役立つ。
最後に
語学を学ぶには、
スポーツや楽器などと同じように時間が必要。
どれだけの時間を取り組むかにより、
その成果は変わってくる。
英語の場合は、
日々、どれくらい英語に触れているかが、
英語学習の鍵になる。
英語を学ぶには、
何のために学ぶのか?をはっきりさせ、
学習には、時間が必要になることを理解したい。
そして、
いつまでにどこのレベルに行きたいのかを決める。
通訳レベルなのかビジネス英会話なのか、
トラベル英会話なのか?
それによっても学習法もかわってくる。
自分に必要な時間を計算してみることで、
日々どれぐらい勉強すればいいのかの目安を考えてみるものいい。
英語でのコミニュケーションをとれるレベルなら、
1000時間あたりを目安にするといいかもしれない。
この本に書かれている学びを自動化するコツを入れながら、
日々、継続していくことが英語学習の近道になると思う。
英語の多動力を読んで
英語を学ぶ仕組み、学び方を考えてみてはいかがでしょうか?
⇒ 英語の多動力