スタンフォード式 疲れない体「山田知生」の内容&レビュー!

スタンフォード式 疲れない体


著者:山田知生
出版社: サンマーク出版
発行日:2018年5月28日
 

2017年に発売された
「スタンフォード式 最高の睡眠」という本が、
一時期すごく話題になっていた。


その本と同じ出版社
サンマーク出版から発売された本が
「スタンフォード式疲れない体」

本の作りや雰囲気も、
似ていて、目につきやすい本。

 
「スタンフォード式疲れない体」の著者は、山田知生さん。

山田知生さんは、
フォード大学スポーツ医局アソシエイトディレクター、
アスレティックトレーナー。

アスレティックトレーナーは、
スポーツ現場で選手が受傷したときの応急処置や傷害の評価、
復帰までの手順を考えたり、傷害の予防のために働くトレーナー。
 

スポーツ現場で回復に関して学んできた著者が、
リカバリー法を元に、疲労予防と疲労回復のメソッドまとめた本が、
「スタンフォード式 疲れない体」

 

「スタンフォード式 疲れない体」の内容は?

 
この本に書かれている内容は、
シンプルに言うと、「疲労に対抗できる抗疲労体質を目指そう」というもの。

疲労をしないのではなく、
疲労に対抗できるという部分がポイントになる。
 

現代社会では、
疲労することはとても増えている。 

動けばエネルギーを使うので、
当然、疲労するが、体だけの疲労ではない。

疲労にもいろいろな種類と原因がある。

肉体的なものから、
精神的なものまで幅広い。

 
いずれにしても、
「疲れた時に、どうするのか?」
ということが大事になる。
 

疲れた時に重要なのは、
回復する力。

アスリートは重視している部分だが、
いかに短時間で回復できるのか?

回復がとても重要になってくる。

「疲れにくい体」+ 「すぐに回復できる体」が理想だ。

 
回復に関して、
著者はこう言っている。

「根拠なき回復法には意味がない。」

本書では、
科学的な理論とデータに基づき、
効果があると実証されたものを用いている。

それこそが、
スタンフォード式。

「医学」「脳神経科学」「栄養学」といった、
スタンフォードの最新知見を基に組み立てた回復プログラムが
書かれている。

 
回復プログラムで、
メインとなるポイントは3つ

  • マインドセット(目標設定)
  • ハードワーク(練習)
  • リカバリー(回復)

 
本書は、
疲労回復のメカニズムから始まる。

「疲労の正体とは何なのか?」
「なぜ疲れるのか?」

疲労とは、筋肉と神経の使いすぎや不具合によって体の機能に障害が発生している」状態のこと。
つまり、筋肉だけでなく「神経のコンディションの悪さ」が疲れを引き起こすというのが、最新のスポーツ医学の見解です。

出典明記 スタンフォード式 疲れない体 山田知生 P40

まず、自分の体の、
神経のコンディションの悪さを知る必要がある。
 

疲れを感覚だけで判断するのは良くない。

疲れていないと思っていても、
体は疲れていたり、思っている以上に疲れていることもある。

感覚だけでなく、
自分の疲労を知るための
4つのパラメーターも紹介している。
 

そのパラメーターは、
脈や睡眠などで判断するというもの。

パラメーターを使用して、
自分の疲れを客観視することができる。

 
また、
疲れの原因として上げられることの多い、
「疲労=乳酸の蓄積」

これは、2000年前半までは主流だったが、
疲れの原因は乳酸だけでなく、新しい説もあるようだ。

このような最新の情報を取り入れ、
疲労に関して書かれている。

  • プロローグ 全米最強のスポーツ医局が明かす「疲れない体」の作り方
  • 0章 スタンフォードで突き止めた「疲労発生」のメカニズム
  • 1章 世界最新の疲労予防「IAP」メソッド
  • 2章 疲れを持ち越さない究極のリカバリー法
  • 3章 抗疲労体質になる一流の食事術
  • 4章 スタンフォード式ハードワーク・メソッド
  • エピローグ “再起動”を完遂して「最強の自分」になる

 

3章では、
疲労体質になる一流の食事術も紹介。

疲れない体を作る目安として、「タンパク質と炭水化物の割合は3対1」を目指しています。
炭水化物を完全に抜くことはせず、少なくともタンパク質を炭水化物の場合以上食べる事を指針にするのです。

出典明記 スタンフォード式 疲れない体 山田知生 P181

食事術では、
疲労回復に繋がる食べ物や飲み物などを紹介している。

日常に取り入れていきたい部分だ。

 

<まとめ>

本書では、
イラストを使ったトレーニング回復法が数多く書かれている。

イラストを使い、
呼吸法、筋肉をリセットする方法、目の筋膜リリースなども紹介し、
分かりやすく、その動作を学ぶことができる。

疲れからの回復法を知り、
日々、実践していくことは重要なこと。
 

そして、
疲れたくないから運動をしない、
座っているというのはもちろん良くない。

座りすぎは体によくない。

日本の成人は平均して1日に7時間座っており、これは世界一です。
世界平均は5時間。

出典明記 スタンフォード式 疲れない体 山田知生  P130

座ってばかりいると血流ばかりか代謝も悪くなり、
狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病のリスクも高まるそう。

このような習慣がある場合は、
日常の基本的な部分を見直して行く必要がある。
 

ダメな部分を改善し、
いい方法を取り入れ習慣化していくことが大事。

まずは、
本書で、疲労に対する考え方を理解して、
日々の生活に取り入れていくことから始めるのがいい。
 

最新の疲労改善プログラム、
疲労予防と疲労回復のメソッドも飲んでみてはいかがでしょうか?
 
⇒ スタンフォード式 疲れない体