自分の時間を取り戻そう!ちきりんの本。生産性の上げ方とは?

自分の時間を取り戻そう
ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方


著者:ちきりん
出版社: ダイヤモンド社
発行日:2016年11月26日

著者は、社会派ブロガーちきりん。

ブロガーとしてかなり有名で、
ブログ「Chikirinの日記」があります。

ブロガーということもあり、
とても分かりやすい文章になっています。

本書は、4人のストーリーから始まっていく。
・残業ばかりで限界の管理職、正樹。
・家庭と仕事の両立に悩む母親、ケイコ。
・働きづめのフリーランス、陽子。
・会社が伸び悩んできた起業家、勇二。

生産性をあげると、
この4人の働き方がどうなるのか?

その変化や
生産性をどうやってあげるのか?
ということが分かります。

 

自分の時間を取り戻そうはどんな本?

この本を読んで、
「効率を上げること」と「生産性を上げることは違うもの」
ということに気づいた。

効率を上げれば、生産性は上がると思ったが、
そうではなく、生産性は、資源から付加価値を産み出す際の効率を指す。
 

一方の効率性は、
資源・財の配分について無駄のないことを意味する。

 
効率性と生産性は、
似ている感じもするが、この2つは別モノ。

 
生産性を上げる。
「付加価値」を生みだすというのが
これから先、大事になる重要なポイント。

「自分の時間を取り戻そう」には、
生産性の高め方が書かれている。

 

<生産性を高める方法>

  • 働く時間を減らす。
  • 全部やる必要はない。

 
◆まずは働く時間を減らそう

生産性は、「インプット=希少資源」と「アウトプット=手に入れたい成果の比率として計算されます。

つまり生産性とは投入した希少資源(時間やお金など)に対する成果の割合(比率)であり、
希少資源がどれくらい有効に活用されたかというレベルを表す指標なのです。

出典明記 自分の時間を取り戻そう ちきりん ダイヤモンド社 P134 

生産性を高める方法はいくつかあるが、
最もシンプルな生産性の向上策は、
インプットを変えずにアウトプットを上げること。

 
◆全部やる必要はない。

働く時間を増やすのは暴挙だ。

インプットが増やせる環境で生産性が上がる人はいません。
「できるまでやる!」「徹夜してでも仕上げる!」「とにかく頑張る!!」というのは、労働時間の追加投入を是とする超危険な発想です。
そんな言葉を口にしている間は、「できる人」にはなりえません。

出典明記 自分の時間を取り戻そう ちきりん ダイヤモンド社 P167

働く時間を増やすことが重要なのではない。

労働時間、稼働時間を減らすことで、
生産性を上げようという気持ちになることが大事。

 

そうすることで、
より生産性を意識することができる。
 

すべてをやろうという気持ちを手放して、
生産性の高い働き方を身に付けることが重要。

生産性を上げることで、
今後の時間の使い方が変わってくるだろう。

 

<まとめ>

生産性を上げるということは、
効率化をしてスピードを上げるということではない 。

生産性で大事なのは、
「付加価値」

今後、時代は、
高生産性社会へとシフトしていく。

付加価値をつけることが大事になってくる。

生産性を意識した、
時間の使い方がより重要になっていくだろう。

⇒ 自分の時間を取り戻そう