残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方の読書レビュー!江上治

残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方
 “持たない時代”に本当に持っておくべきもの


著者:江上 治
出版社: KADOKAWA
発行日:2018年2月1日
 

タイトルにある5%は、
日本で成功者とみなされた人たちのこと。

 

5%の成功者には、
独特のものの考え方傾向があるようだ。

成功者の考え方には、
このような2つがベースにある。
 

<1つ目>
一つ独立不順の精神が旺盛ということ

我が道を行く覚悟である。
自分に必要なお金は他社には頼らない。
自分で稼ぐという覇気がある。

そして、
今がどういう時代であるかを勉強し、よく心得ている。
 

<2つ目>
自分の行動に対して繊細だということ

自分を冷静に見つめ、
行動の結果をきちんとチェックし修正すべきは修正している。

大胆な行動でも、
実はしっかり考えていて、
おこるリスクも把握しているケースが多いのではないだろうか?

 
成功者の行動は、
大胆なようで、実は緻密で繊細なのだと思う。
 

残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方の内容

 
「残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方」には、
人生をうまくいかせる「人生 PDCA 」について書かれている。

PDCA とは言わずと知れた P (計画)D(実行)C(評価)A(改善)のサイクルのことで品質管理や業務改善で使われる。読者の皆さんも日常的に良く聞く言葉に違いない。日々仕事で用いる PDCA の仕組みを個人のマネジメントや、自己管理にも活用していこう、というのが私の提案だ。
 
P108 残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方

なぜPDCAなのかというと、
このようなメリットの記載があった。

<人生 PDCA の三つのメリット>

・人生の目的を中心にそえている
・ルーチンワークとして継続ができる
・行動の判断基準が明確になる

成功するために人生PDCAは、とても大事な部分となり、
継続してPDCAを回すとそれは大きな力となっていく。
 
継続してPDCAを回すことが重要だ。

 

最後に

 
残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方では、メインとして、
人生をうまくいかせる「人生 PDCA 」について書かれている。

人生PDCAのやり方が具体的に書かれているので、
それを使用して人生 PDCA を回していくのがいい。
 

まずは、
PDCA を考えてみること。
 

そうすることが、
時代に左右されない人生を手に入れれる近道かもしれない。

そして、
他とは異なる武器を磨いていくことがとても重要だと感じた。
 
他との違い(差異)そして稀少性。
 

このようなものがあれば、
残酷な世界でも、自分の価値をより高めていけるのではないだろうか。

⇒ 残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方

「残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方」で、
とりあげられていたPDCAは、ビジネスマンには定番の方法。

そのPDCAには、
進化バージョンもあるようだ。
⇒ 超高速PDCA