「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」の読書レビュー&内容

ビジネスでは、
「PDCA」を実践している方も多いのではないでしょうか?

業務をどんどん改善していく手法として
使われているPDCA

そのPDCAは、
目まぐるしく変化を続ける現代社会のスピードについていけなくなっている。

そんな時代には、
新しいPDCAがある
 

従来のPDCAではなく、
改善を重ねて生まれた超高速 PDCA

その超高速PDCAについて書かれた本が、
「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」


著者:三木雄信 , 佐々木昭后 (イラスト), 六原三歩 (その他)
出版社: 宝島社
発行日:2018年3月24日
 

超高速 PDCA からの学び

 
超高速 PDCA はその名の通り
PDCA を早くそして機能的に回す方法。

超高速PDCAを身につけることで、
時間をかけずに短時間で最善の解決策を見つけることが出来る。
 

「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」では、
超高速PDCAの考え方や方法について漫画で描かれ、
要点が分かりやすく、素早く読むことができる。

漫画だけではなく、
文章によるまとめもしっかり入っている本。
 

「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」
この本を読んで手に入れたのは以下の3つ。

 

<1つ目>

[icon image=”finger1-b”] 超高速 PDCA を知ること。

PDCAとはこのようなもの

・Plan(計画)    従来の実績や将来の予測を基準に計画を作成する。
・Do (実行)      計画に沿って実行する。
・Check(検証/評価) 実行したものが計画通りかを評価する。
・ACTION (改善)    計画に沿っていない部分を調べ、改善していく

頭文字をとってPDCA

 
超高速 PDCA を簡単に言うと、
通常の PDCA はプラン(計画)に時間と労力をかけるが、
超高速 PDCA は Check(検証・評価)とDo (実行)に労力をかける。

Check(検証・評価)とDo (実行)にポイントを置くのが重要。


 

<2つ目>

[icon image=”finger1-b”] 失敗を前提で行動すること。

実行することを大切にする。
失敗ではなく、結果を受けて新たな方法を実行する。

「失敗を踏まえて行動すれば失敗ではない。」

失敗を恐れず、
失敗を失敗のままにしないという考え方が大事。

失敗は、成功のためのプロセス。


 

<3つ目>

[icon image=”finger1-b”] 数字を使うことを意識すること。

孫正義の言葉
「数字で語れないものは去れ!!」

常に数字を使って評価する。
成果を数値化して計測。

数字を意識しながら集中して鍛錬を続ければ、
物事を数値化する技術が身につく。

数値化は下が上を動かすための武器。


 

<まとめ>

「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」は、
孫正義の特徴とともに新しい PDCA を紹介している本。

孫正義の仕事の特徴は、
計画立案フランの中でも目標へのこだわりが異常に強い。
そして目標を達成するためにありとあらゆる方法を試す。

「仮説でプランを立て即行動せよ!」

計画(Plan)にばかり時間をかけて、
実行(Do)しない人間にはなりたくない。

そんなことを感じた1冊だった。

⇒ マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA