藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
著者: 藤原和博
出版社: 東洋経済新報社
発売日: 2013年08月30日
ページ数: 231p
著者、藤原さんは、
元校長という肩書きがある。
株式会社リクルート入社。
1996年よりリクルート社フェロー(特別研究員)
2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として、
杉並区立和田中学校校長を務めるという面白い経歴がある。
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法はどんな本?
まず、1ページをめくると、
この本を読むか読まないか、またいつ読むかで人生が変わるだろう。
そんなドキッとする言葉が目に飛び込んできた。
時代は変化している。
インターネットの出現、今後は AI へのシフト。
どんどん世の中は変化していく。
これからのビジネスパーソンははっきり二極化していく。
ほんの一握りのグローバルスーパーエリートとそれ以外の大多数の人々。
ビジネスパーソンが上下の階層に真っ二つに分かれる社会がもうそこまで来ています。出典 藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 東洋経済新報社 P3
日本でも、じわじわと収入格差が広がっている。
東京都内では、
他の都道府県よりも収入格差が大きくなっているというデータもある。
子供の貧困率も増加し、
中流層も富裕層との差も広がる傾向にある。
そんな中で、
どうしていけばいいのだろうか?
そのヒントが
「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」にある。
この本には、世界をまたにかけて活躍する
グローバル・スーパーエリート以外の人達が、
生き抜くための極意が書かれていた。
スーパーエリート以外の人達が生き抜くためには、
「1%の人」になることが重要だ。
1%の人。
すなわち
「100人に1人」のレアな人になること。
この本に書かれている
7つの条件をクリアすれば誰でも、
1%の人になれる可能性がある。
本書で言う1%とは、「希少性」のことだ。
その希少性を獲得できれば、
どの分野でも食べていける確率が高くなる。
ライバルから抜け出すことも可能になる。
まずはひとつの分野で
「100人に1人」の1%になることがスタートライン。
では、どこで1%になるのか?
本書には、自分の進みたい道がわかる
4つの「価値観×志向」別判定チャートがある。
まずは自分のタイプを知ること。
ここから1%への道を歩み始めていくといい。
- 権力志向の社長タイプ
- プロ志向の自営業タイプ
- 権力志向の公務員タイプ
- プロ志向の研究者タイプ
この4つの生き方の中で
「100人に1人」の人を目指すのがいい。
そのためにやるべきことが書かれている。
- 第1章 経済的価値×権力志向→社長タイプ
- 第2章 経済的価値×プロ志向→自営業タイプー
- 第3章 経済以外の価値×権力志向→公務員タイプー
- 第4章 経済以外の価値×プロ志向→研究者タイプ
「力」を求める人の4つの条件
「技」を求める人の4つの条件
「つながり」を求める人の4つの条件
「好き」を求める人の4つの条件
ただし、、、
この本を読む前に、3つの大前提がある。
それが序章の、
「すべての人に共通する3つの条件」だ。
まずは3条件をクリアして
「12.5人に1人」の人にならなければいけない。
- パチンコをするか、しないかーパチンコをしない人になれ!
- ケータイゲームを電車の中で日常的にするか、しないかーケータイゲームを電車の中でしない人になれ!
- 本を月1冊以上読むか、読まないかー本を月一冊以上読む人になれ!
この3条件をクリアするだけで
「12.5人に1人」の人になれる。
そして、
そこから「100人に1人」へ、
必ず食える1%を目指してみてはいかがでしょうか?