枯れない男になる30の習慣の読書レビュー!テストステロンを高めるには?

<読書レビュ>

枯れない男になる30の習慣


平澤 精一
出版社: 幻冬舎
発行日:2017年8月28日

 
枯れない男になる30の習慣では、医学博士の著者が、
「冴えない中年にならないためにどうすればいいの?」
という内容を書いてます。
 

バリモテの枯れない男でいるか、枯れ果てたオヤジになるか!?

 

肉体のピークはほとんどの人が20代。
30代になると徐々に体力が衰えていくといわれる。

代謝がいい20代は大丈夫でも、
脂肪がつきやすく、ハリもなくなり、
油断していると冴えない中年に・・・

何もせずに気づいたら、
枯れ果てたオヤジに突入してしまうかもしれない。
 

では、
どうすれば、「バリモテの枯れない男」でいることができるのか?
 

著者は、
医師として体の衰えや老け込みに悩む男性患者を数多く診て、
診療、研究を重ねて断言できるのは、

「一生枯れない男であり続けるための鍵はテストロンにある!」

ということ。
 

テストステロンを高めるには?

 
枯れない男になる30の習慣では、
「どうしたらテストステロンの分泌量を保ち、高められるのか?」
という部分が章ごとにわけられ、習慣としてテストステロンを高める方法が書かれている。
 

  • 身体の強さ、メンタル、頭の冴え…男の出来を左右する「テストステロン」
  • テストステロンを分泌させる「枯れない男」の習慣30
  • テストステロンを制する男が人生の勝ち組になる

 
テストステロンという言葉は、
それほど馴染みがないかもしれないが男性ホルモンのこと。
 

男にとって大事な「男性ホルモン」
別名、モテるホルモンとも呼ばれる。

 
テストステロンは、男らしさにかかわり、
運動(筋トレ)を行うとテストステロンが上がると言うのは、
よく聞くことがあるかもしれない。
 

テストステロン値が上がると、
活動的な意欲が湧き、うつの状態になることを防いでくれるともいわれる。

 
また逆に、
テストステロンが大きく減少してしまうと、
男性更年期(女性でいう更年期障害)になり体に変調をきたすことも。

 

医学博士である著者が、
テストステロンという部分に注目して、
様々な患者を診て分析、解明している。

 
枯れない男になるために、
「テストステロンを増やすためにどうすればいいのか?」

 
「枯れない男になる30の習慣」には、
テストステロンを増やすという部分を中心に書かれている。
 

コレステロールは恐れず摂る

「コレステロールは健康を害する悪者!」
というイメージを持つ人は少なくないはずです。

しかし、コレステロールは男性にとって大切なテストステロンの材料なのです。

もちろんコレステロール値が高すぎるのはNGですが、
逆に不足していてはテストステロンを作ることが出来ません。

おすすめ食材は次のようなものです

  • ヒレ肉
  • 乳製品
  • レバー
  • 魚卵など

枯れない男になる30の習慣 平澤 精一 P133

コレステロールも適切にとることが大事。
もちろん偏りすぎず野菜などとのバランスも重要。
 

クサいものを進んで食す

このネギ、ニラ、ニンニクなどに共通して含まれるのは
「アリシン(硫化アリル)という化合物。

あの独特のニオイのもとですが、これこそが男にとって最強物質なのです。

枯れない男になる30の習慣 平澤 精一 P145

ニンニクに含まれる「スコルジニン」という成分には、
男性ホルモンの分泌を活発にする働きがあるそう。

ただし、ニオイには注意してください。

 
このような習慣が
30項目に分けてまとめられていて、
習慣以外にコラムなどのもあり興味深く読める。

・テストステロンが高そうな有名人ランキング
・男性ホルモンが多い人ははげる? など
 

テストステロンの分泌量を一定レベル以上に保つことができれば、
メタボ、うつ病、EDなどの病気にならずに健康体を維持し、いつまでも若々しくいられる。

どうすればテストステロンを増やせるかは、
本書を参考にして、健康的で、バリバリ仕事をこなす、
枯れない男を目指してみてはいかがでしょうか?

⇒ 枯れない男になる30の習慣