「自分のために生きる勇気」のレビュー!白木夏子さんの本

<自分のために生きる勇気>

自分のために生きる勇気

「自分のために生きる勇気」はどんな本なの?
 
タイトルにあるように「自分のために生きる」ということが書かれた本です。
 

本書では「自分のために生きる」ことを「主体的に生きる」と表現しています。
 

どうしたら自分が主体的に生きれるのか?ということが、著者の経験をベースに書かれています。
 

赤面症で人見知り、集団行動なんて大嫌い!

親が本気で心配するくらい内向きの子が、他人の目を気にせずやりたいことを実現していった「流されない心をつくる33の方法」が書かれています。
 

自分のために生きる勇気の内容は?

自分のために生きる勇気

<自分のために生きる勇気>

著者(白木夏子さん)はジュエリービジネスを行っています。

サラリーマンを辞めて起業。

宝飾業界素人から始め、店舗や百貨店へ出店し、世界中の鉱山と取引をしています。

その道は、順風満帆ではなく、紆余曲折があり、自分軸で、自分の意志で生きる方法が書かれています。
 

サブタイトルは、「流されない心をつくる33の方法」
 
主体的に生きるための方法がまとめられています。
 

<流されない心をつくる33の方法>

  • 大船の舵をきる前に、小舟をおろす
  • ゼロからでも行動を起こす
  • 心は、鍛えられる
  • ひとりでできないなら、頼る
  • 自分は、自分の人生の経営者

 

このような内容で、大きく5章に分かれています。
 
自分のために生きる勇気では、やりたいことを見つけて主体的に生きる考え方や人を巻き込んでいく方法を学べます。
 

<心は、鍛えられる>

中でも気になったのは、「心は、鍛えられる」の項目の感情コントロールに関して。
 

「感情は、意識すれば誰でもコントロールできる」
 

人は感情的になりやすく、感情で判断することが多いです。

あとで、あぁ、やってしまった・・・と気づくことも。
 

感情に支配されすぎないために、感情をコントロールしていくことは大事なことです。
 
感情をコントロールするためには3つの方法があります。
 

<感情コントロールする方法>
・最初から相手に期待しない
・自分を俯瞰的に見る
・場所を変えてみる
 

見返りを求めず、もし返してくれたらラッキーという感覚は大事。

期待が外れるとその反動は大きい。
 

自分を客観的に見たり、自分の好きな場所へ行くのも自分の舵取りには重要なことです。
 

感情をコントロールすることは訓練によってコントロールが可能。

感情をコントロールすることで振り回されずに、主体的に生きていける。
 

「人生を主体的に生きるために、自分の人生の舵取りをどう行っていくのか?」
 
そのヒントが詰まった本が「自分のために生きる勇気」です。

自分のために生きる勇気