堀江貴文「多動力」のレビュー。寿司屋の修行なんて意味がない!

<読書レビュー>

多動力を読んでみた。

多動力 (NewsPicks Book)


著者:堀江 貴文(ホリエモン)
出版社: 幻冬舎
発売日: 2017年5月27日

第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない
 

寿司屋の修行なんて意味がない。

日本人は、修行や下積み、球拾いなど、
苦しいことを我慢して行う美学が相変わらず好きだ。

このような書き出しから第一章は始まっていく。

日本の文化で、美徳を感じる部分が多いし、
今までがそういう風土だったが、時代は変化し、
インターネットの存在によって大きく変わり出している。

 

本文にも書いてあるが、
インターネットは水平分業モデル

今までの垂直統合型のタテの壁が溶けていく。

オープンイノベーションが前提で、
みんなで改良したり、新しい組み合わせを考えて、
さらに新しくしていく考え方。

業務を垂直に統合する、
「垂直統合型」とは別のものになる。

 

多動力とは?

 
本のタイトルは、多動力

多動力とは、
いくつもの異なることを同時にこなす力のこと。

インターネットを使用した水平分業型モデルでは、
この多動力はとても重要。

堀江さんは、今後このような時代になるという視点で考え、
今の時代には、水平分業型モデルは合っていないかもしれないが、
今後、水平分業型モデルはより増えていくようになる。という。

現在は変化の途中で、
変化のスピードが速く、新しいサービスもたくさん生まれ、
様々なものあふれている。

ただし、
どちらが正しいという答えはないし、
どれを選択するかは自由。

AI(人工知能)を使い立体的で
水平でも垂直でもないモデルが存在するかもしれない。

大事なのは、本を読んでどう感じて、
どんな行動を起こすのか?

それがとても重要だと思う。

この本には、
堀江さんの人生を楽しむための多動力が書かれているので、
刺激になるかもしれない。

⇒ 多動力  堀江貴文