<Think clearly>
タイトルは英語で「Think clearly」
(シンク・クリアリー)
Think clearlyを直訳すると、明晰に考える、はっきり考えるという意味です。
サブタイトルは、
「最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」
本書では、より良い人生を送るための様々な思考法を「思考の道具箱」という表現をしています。
お金やコネよりも大切な思考法。
よりよい人生を送るための思考法について477ページ、52項目にわたり書かれています。
Think clearly
Think clearlyには、52個の思考法 が書かれていて読んでいけばなるほど、そうだよなーって思えるようなことが多数あります 。
ただ、ページ数はあり、ボリュームのある本なのですべての内容を把握するには非常に時間がかかってしまいます。
全部を理解するのは大変なので、まず全体の内容を把握して自分の興味のある部分、気になった部分をしっかり読んでみるのがいいです。
書いてある分野が広いので、気になった部分を書き出したりまとめていくのが効果的。
その後は、ページをめくって自分の気になる部分や重要だと思う部分を読み深めていくのがいいです。
一つ一つの項目はわかりやすい例えを用いて深く書かれています。
<Think clearly 内容の一部>
■ 自分の感情に従うのはやめよう
「自分の気持ちから距離を置く」
よりよい人生を送るには、感情に左右されるのはマイナス。
自分の感情なんて、まったく当てにならないものと書かれています。
自分の感情を深刻にとらえすぎないほうがいい。
特にネガティブな感情は重く受けてとめなくていいのだ
出典:Think clearly ロルフ・ドベリ P101
本書では、感情を鳥にたとえています。
・やっかみは、チュンチュン鳴くスズメ
・いらだちは、キツツキ
・怒りは、猛スピードで飛ぶハヤブサ
・不安は、羽をばたつかせるツグミ
感情は、鳥のようにきままに行ったり来たりを繰り返すというのは理解しやすいです。
そして、自分の感情はあたりを羽ばたかせておけばいい
感情の対処方法も書かれています。
・不要な心配事を避けよう
・嫉妬を上手にコントロールしよう
・自己憐憫に浸るのはやめよう
※自己憐憫(じこれんびん)の意味は自分で自分をかわいそうだと思うこと
それぞれの章で対処方法を解説しています。
このように、Think clearlyでは、良い人生を送るための様々な思考法が書かれています。
<まとめ>
Think clearlyを読んで、物事は考え方によって大きく変わっていくということを理解できました。
物事に対してどのように捉えるか、どのように感じるのか、その部分が非常に大事だということに気づきました。
自分の状態や状況によって、ピンとくる言葉は違うかもしれませんが、本書に詰まっている言葉はより良い人生を送るために必要なことだと思います。
良い人生を送るために、いかに今を生きるかという考え方の部分が重要。
本書の言葉に何か気づきがあるかもしれません。
⇒ Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法