「人生の結論」小池一夫の本の内容と読書レビュー

人生の結論


著者:小池一夫(コイケカズオ)
出版社: 朝日新聞出版
発行日:2018年8月10日
 

著者の小池さんは、作家、漫画原作者。
『子連れ狼』は特に有名です。

1936年生まれで、
80年以上生きてきて学んだ、
小池さんの人生観が詰まっている本。

大人だからこその視点で綴った人生訓が書かれている。
 

人生の結論

 
人生100年時代と言われる今、
これからどんな人生を歩めばいいのだろう?
 

そんな時に出会ったのが、
「人生の結論」という一冊の本。

 
人生の結論
 

結論から考えることで、
もっと密度の濃い人生を生きれるのではないか?
 

そんな気持ちでページを読みすすめた。
 

本書には、
刺さる言葉が多く、非常に興味深く読める。

考え方もシンプルにまとめられていて、
ツイッターの延長線上の感じでドンドン読み進めれる本。

 
本書がおすすめな人は
このような方です。

・悩み、迷い、行き詰まりを感じている人。
・ネガティブに考えやすい人
・元気が欲しい人
・自分の人生を生きようとしている人

物語ではないので、
好きな所を気軽に読むことも出来る本です。
 

人生の結論の内容

著者が80年以上生きて、
分かったのは、成熟した大人になるということ
 

「成熟した大人」とは、なんなのだろう?
 

成熟した大人とは、
自分が成熟していない偽物の大人であると自覚している大人のことなのです。

そして、少しでも ホンモノになろうと考えることができる大人のことなのです。

人生の結論 小池一夫 P5

 
まずは、
成熟した大人になることを考えなければいけない。

「人生の結論」には、
成熟した大人になる方法が数多く書かれており、
理解して行動することにより成熟した大人に近づける。

 
自分との向き合い方、人との付き合い方、
働き方、粋についてなどなど、項目に分かれてまとめられていた。
 

【目次】はこのようになっている。

第1章 人間関係について
第2章 働くことについて
第3章 自分との付き合い方について
第4章 粋について
第5章 人を愛することについて
第6章 年を重ねることについて
第7章 自己実現について

 
本書を読んで感じたことは、
自分自身と上手く付き合うこと。
 

自分自身に対しても、
モノの手入れと同じように、丁寧に扱い、
手入れをしなければいけない。
 

人には、感情があって、
この感情は人生にスパイスを与えてくれる。
 

しかし、
ネガティブな感情には注意して、
コントロールも必要。

感情に振り回されないためにも、
客観的に自分を見なければいけない。

 
自分を正しく見つめて、
他人と関わっていくことが重要になるから、
自分との対話が大切になる。

あわせて、
自分の好きなところを見つけるのも大事なこと。

 

仕事の経験の「量」を「質」に変える

 
第2章の「働くことについて」では、
このようなことが書かれたページがあった。

仕事の経験の「量」を「質」に変える

 
経験はとても大事なことで、
その人の大きな武器となるもの。

経験を繰り返して、
経験値が貯まっていく。

経験は盗まれるものではないので、
ドンドン経験した方がいい。
 

その経験に関してこのように書かれていた。

もしあなたが上を目指すのであれば、
努力の方向性を見定なくてはならないのです。

間違った方向へいくら努力しても、経験の量は質へと変わることはありません。
経験の量は質へ、質は行動へというふうに変化していくのです。

人生の結論 小池一夫 P89

経験の量と質に関して。

努力の方向を考えることは大事で、
ただがむしゃらにやるのではなく、量だけをこなすのではなく、
質を考えること。
 

人生の時間は有限なので、
経験の質を上げる考え方は重要になる。
 

ただ経験するだけではなく、
ステップアップしていかなければいけない。

そして、行動へ変化させていくことが大事。
 

<まとめ>

 
本書にはたくさんの言葉が詰め込められている。

過去が未来を決めるのではなく、未来が過去を決める

「いままでがこれからを決めるのではない、
これからが重要だ。」
 

どういう老人になるのかは、
今の自分で決まっている。
 

「年をとることは進化だ」
 

物事は捉え方で変わるし、
自分の意志で変わる。

 
人生の結論を読んで、
これからどんな生き方をするのかを考えていきたい。
 

本書は、
生き方の選択を考える機会になる本なので、
何度も読み返したい一冊です。

⇒ 人生の結論