<ビジネス書3分まとめ>
『どうやったら、好きなことで食べていけるのだろう?』
『やりたいことで、食べていくことはできるのだろうか?』
働き方に疑問を持ったり、働き方を考えたい方は、「労働2.0」を読んでみるといいです。
生きていくにはお金が必要。
ただ、お金のためだけに働く時代は終わりを迎えている。
「やリたいことで収入なし」、「収入があるけど、やりたくない仕事を仕方なくやる」ような状態から抜け出せる時代。
これからの時代は、やりたいことと食べていくことを同時に行って行ける。
やりたいことと、稼ぐことを一致させられる、新しい働き方がある。
新しい時代の働き方「やりたいこと」や「稼ぐこと」について書かれている本が、中田敦彦さんの「労働2.0」
「労働2.0 やりたいことして、食べていく」
著者:中田敦彦
出版社: PHP研究所
発行日:2019年3月14日
労働2.0 やりたいことして、食べていくの内容
やりたいことで食べていくというと、すぐに独立・起業というパターンが思いつくが、労働2.0ではそれだけではない。
最初は、組織の歯車でいい、というところから始まっていく。
「脱・歯車の道」
労働2.0は、資本主義の原理原則の話からスタートとする。
会社で雇われている以上は歯車。
会社という組織では、資本家以外は、全員歯車にならざるを得ない。
「歯車から抜け出すにはどうしたらいいのだろうか?」
まずは、組織の中でできることを増やして、自由度を上げていくことが大事という。
労働2.0の第1章には、歯車を抜け出すことについて、「上を目指さなければいけない」、「人より成功しなければいけない」というわけではないと書かれている。
上を目指すのではなく、「自分のいるべき場所に身を置くこと」を考えること。
会社の仕事に違和感を感じる人や、今のままでは嫌だという人は、会社を辞める気でいた方がいいし、会社の歯車で終わらないために視点を変えていくことが必要。
歯車から抜け出すには、仕事のやり方を考えた方がいい。
脱・歯車を考えるには「そもそも仕事って何なのか?」という部分を考えた方がいいかもしれない。
労働2.0で書かれていた、中田さんの仕事の考え方はこうだ。
仕事とは、「人に役立つ暇つぶし」。 そして暇をつぶすなら-不満顔で働くより、リスクを恐れず楽しく働いた方がいいに決まっています。
労働2.0 やりたいことして、食べていく 著者:中田敦彦 P45
人は、時間があれば何かしたいと思う生き物。
人は、お金がたくさんあっても何かをするから、仕事を暇つぶしという言葉で表現している。
人に使われる暇つぶしではなく、やりたい仕事をやって人の役に立つ暇つぶし。
やらされ仕事から抜け出せば、生産性も高いものになるだろう。
労働2.0の感想
時代は多様化して、選択肢も増えている。
時代の変化のスピードはとても速くなっていて、新しい働き方がたくさん登場した。
わかりやすいもので言えば「ユーチューバー」がある。
やりたいこと、個性を発揮し、得意なことで稼ぐ人も増えている。
また、ユーチューバーに限らず、インターネットを使ったビジネスも増加している。
ウェブ上で展開されるコミュニティの「オンラインサロン」などもそう。
やりたいことがあるなら、「クラウドファンディング」でお金を集めて実現していく方法もある。
ここ数年で、インフラが変わり、働き方が変化している。
自分がやりたいことで、楽しみながら稼ぐことができる時代に突入した。
時代の変化を捉え、新しい働き方を提案する本が「労働2.0」。
「労働2.0」は、中田敦彦さんのビジネスの視点が学べる本です
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