あなたはうまくいかない時にどうしますか?
落ち込みますか?
開き直りますか?
それとも逃げてしまいますか?
どれも正解だと思います。
正しい答えも間違った答えもありません。
何を選択するのか?それだけです。
もし、そんな状況の時に、
この本をパラパラパラと眺めてみると、心を動かす言葉が見つかるかもしれません。
だめなら逃げてみる: 自分を休める225の言葉
著者:小池 一夫
出版社:ポプラ社
発行日:2018年10月11日
だめなら逃げてみる: 自分を休める225の言葉
だめなら逃げてみるは、小池一夫さんのツイッターのつぶやき本です。
だめなら逃げてみるは、以下の内容で書かれています。
- 不安と悩みについて
- 自分自身について
- 人との繋がりについて
- 思考と行動について
- 生きることについて
- 前に進むことについて
- 幸せについて
このような7つの項目について書かれ、
誰でも日常的に考えることのある事柄が書かれています。
(全部で225個。)
ツイッターのつぶやきがベースのため、
一つのページに平均すると10行ほどでシンプルな言葉で書かれています。
シンプルが故に心に刺さる言葉があります。
人は、悩み、迷い、考える。
そのような時のヒントになる言葉が、この本の中にあるかもしれない。
その言葉はもしかしたら、
本書のタイトルのように「だめなら逃げてみる」かも・・・
だめなら逃げてみるからの気づき
生きていれば、いろいろなことが起きる。
いいこともあれば、悪いこともある。
自分でコントロールできることも、どうにもならないこともある。
そんな時にどうするのか?
本書では、前に進むことについてこのように書かれていた。
「受け入れて、覚悟して前に進む」
覚悟を決めるということ。
そのためには、事実は事実として、
あるがままを受け入れるということです。
現実に起こっていることは変えられませんが、
あるがままを受け入れて、
覚悟して前に進むことはできます。だめなら逃げてみる 小池 一夫 P202
いいも悪いも含めて受け入れることは大事なこと。
ただ、受け入れるのではなく、
「あるがまま」を受け入れること。
覚悟をするには、受け入れることが必要だ。
本のタイトルはダメなら逃げてみるだが、
この本を読むことで、たくさんの選択肢があることに気づくのではないかと思う。
本書を読んで感じたことは「味わうこと」が大切だということ。
人生、生きることは味わうことなのではないかと思う。
いろいろなことがあるが、変えられないことは受け入れて、乗り越えるでもなく、ただその事柄を味わう。
逃げてもいい、一時保留でもいい、
今の自分を、自分の気持ちを味わって行こうと思う。
「今の自分の感情を味わう」
味わうことを意識することで、
少し客観的になれたり、自分のことを観察できる、もう一人の自分が出てくるかもしれない。
そこから、次なる道が見えてくるかもしれない。
いろいろな感情を味わいながら生きていこうと思った。
<まとめ>
「だめなら逃げてみる」には、
きっと誰もが心にピンと来る言葉が一つはあるのではないかと思います。
人生はその言葉によって救われることもある。
たった何気ない一言や一文が心の糧になったり、支えになったりするから驚きだ。
もしかしたらこの本の中に、
あなたの心を和ませてくれたり、癒してくれたり、
もしくは何かを気づかせてくれる言葉が存在しているかもしれない。