世界のピークパフォーマーが実践する
脳を操る食事術
著者:石川 三知
出版社: SBクリエイティブ
たった1回の食事で人生は変わる!
サッカーの長友佑都 スケートの高橋大輔、荒川静香
スピードスケートの岡崎朋美など、
トップアスリートの結果をサポートし続けてきた著者。
その著者が、
ビジネスパーソンでもできる集中力や思考力を、
最大に上げる食事法などを紹介しているのが「脳を操る食事術」という本だ。
世界のピークパフォーマーが実践する「脳を操る食事術」は、
脳にフォーカスした本になっていて、
- 食事を変えれば脳が変わる
- 脳疲労をためるやってはいけない食習慣
- パフォーマンスを最大化する!脳に効く食事
脳と食事の関係が書かれている。
脳のために何を食べたらいいの?
「食欲」は、3大欲求の1つで生きて行く上で必要不可欠。
食べることはとても重要で。
食べ物を食べるのは、
空腹を満たし、体に栄養を与えるためだと思っていませんか?
確かにそうなのですが、
食べるもので、人のパフォーマンスは大きく変わる。
また、食べ物が脳に与える影響も大きく、
何を食べるかは重要。
食べ物を食べる(食事をする)ということを、
脳の観点から考えることが必要。
「パフォーマンスを最大化する!脳に効く食事」では、
具体的な食べ物が書かれている。
例えば、カルシウムに関して。
「イライラするのはカルシウムが足りないから。」
よくこういう言葉を耳にするが、
これは、根拠のない話ではない。
神経伝達のメカニズムから考えると、
実に理にかなっているといえる。
なぜなら、
情報の受け渡しをになっているのが「神経伝達物質」だから。
カルシウムやマグネシウムが不足すると、
思いどおりに、頭やからだを動かすことができない。
そこで大事なのが、食べ物だ。
神経伝達に欠かせないのはカルシウムやマグネシウム、ビタミンB群ですから、
それらを多く含む食品を食べればよいのです。たとえば、大豆製品、海藻、ジャコ、桜エビ、アーモンドを、意識して多めにとる。
小腹が空くと条件反射的にチョコレートのようなお菓子を食べていた人は、
それをバナナやおにぎりに替える。缶コーヒーをやめて果汁100%のオレンジジュースにする。
これを習慣にすれば、仕事のミスの回数は必ず減っていきます。出典明記 世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術 P69
このように「脳をうまく活性化するには、
どうすればいいのか?」ということが具体的に書かれている。
他にも、
普段の注意点もまとめられている。
「からだに悪いものはいっさい口にしない」
そんなことをいったら、いまの日本では食べるものがなくなってしまいます。理想は、無農薬の有機野菜
それが売っていなければせめて輸入ものではない、
地元のものを選ぶ。チェーン展開している居酒屋では、
唐揚げではなく焼き鳥を注文する。このように、いまいる環境、与えられた状況で、
からだにとってよりよい選択をすることが大事なのです。出典明記:世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術 石川三知 P132
カラダにとって良いものを知っておくことで、
パフォーマンスも変わってくる。
このような本で学び、
日頃の食生活に取り入れてはいかがでしょうか?