FACTFULNESS(ファクトフルネス)の内容まとめ&感想!世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス)
10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣


ハンス・ロスリング (著), オーラ・ロスリング (著), アンナ・ロスリング・ロンランド (著),
出版社: 日経BP社
発行日:2019年1月11日

ファクトフルネスは世界100万部超の大ベストセラーで、本屋さんやネットのビジネス書ランキングでもよく見かけることが多いかもしれません。

ファクトフルネスの本を実際に見てみると、20.8センチx15センチと少しサイズが大きめで、本の厚さ約3センチと分厚め。

本の厚みがあるので、本があまり好きではない方は、パラパラと見てスルーしてしまうかもしれません。

本を読むのがあまり得意ではない方のために、FACTFULNESS(ファクトフルネス) の内容を簡単まとめてみました。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) はどんな本?

まず、初めてFACTFULNESS(ファクトフルネス)っという言葉に出会った方も多いのではないでしょうか。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)は、世界を正しく見るスキルのことです。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)とは、データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣のこと。

いろいろな事例をもとに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介している本がFACTFULNESS(ファクトフルネス)

「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」というサブタイトルがあるように、FACTFULNESS(ファクトフルネス)は、思い込みについて考えることができる本です。

本の中では、世界の問題がクイズ形式で書かれ、説明方法が、難しくなく、分かりやすい話で書かれているので、専門的な知識がなくても読めます。

ただ、説明は長めなので、本を読むのが嫌いな方は嫌になるかもしれない。

そんな方には、じっくり読まず、ザックリ理解する程度でいい。

そして、各章ごとのまとめの「ファクトフルネス」の内容を考えることが大事。

まとめに書かれている、物の見方や人の思い込みの仕組みを理解することは大きな意味がある。

 

例えば、気づくことに関して。

誰かが見せしめとばかりに責められていたら、それに気づくこと。

・誰かを責めると他の原因に目が向かなくなり、将来同じ間違いを防げなくなる。
・犯人探し本能を抑えるためには、誰かに責任を求める曲を断ち切るといい。
・犯人ではなく原因を探すこと
・ヒーローではなく、社会を機能させている仕組みに目を向けよう

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 日経BP社 P283

他には、焦りと本能「今すぐ手を打たないと大変なことになるという思い込み」
に関して。

「今すぐに決めなければならないと感じたら自分の焦りに気づくこと。

今決めなければならないようなことはめったにないと知ること。

焦り本能抑えるには、小さな一歩を重ねるといい。

・深呼吸しよう
・データにこだわろう
・占い師に気をつけよう
・過激な対策に注意しよう

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 日経BP社  P307

FACTFULNESS(ファクトフルネス)には、世界の問題を紹介して、データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣を書いているが、世界の問題だけではなく、日常でも大きく役に立つ考え方と物の見方がつまっている。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)を読むことで、自分の中にある思い込みにも気づくかも知れないし、考え方のクセに気づくかもしれない。

ファクトフルネスの思考を身につけると、思い込みは減ってくる。

常識を疑うこともできるし、客観的に見ることもできる。

世界だけでなく、様々なことを正しく捉えようとすることができる。

物事を正しく見たい方、感情的な考え方をやめて、論理的に考えたい方にオススメ一冊です。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)の感想

私たちは思い込みの世界で生きています。

受ける教育や育った環境によって、自分の中の思い込みは変わってきます。

人は、受けてきた教育や、日頃触れるニュースなどの影響を大きく受けており、なかなかニュートラルな視点で、正しく物事を捉えるのは難しくなってきているかもしれません。

現代では、ニュースや情報は、簡単に手に入り溢れています。

そのような状況でFACTFULNESS(ファクトフルネス)を読んで思ったことは、まずは思い込みに注意しなければいけないということ。

ただニュースを聞いてたり、見ているだけでは、知らず知らずのうちに思い込みの罠にはまっています。

様々な人に会い、様々な角度から物事を見て、自分と意見の違う人の意見も大切にして、数字だけに頼らず、様々な分野の人の意見も聞く。

自分を思い込みの力を解いていくために、重要になるのがFACTFULNESS(ファクトフルネス)です。

ファクトフルネスは、事実をもとに世界の問題を正しく見るために書かれているが、普段の日常の問題も何ら変わらない。

世界を正しく見ることの大切さが書かれていますが、日常の世界の見方や捉え方を考えなければいけないと感じた。

 

この本を読んで世界のことを知るだけではもったいない。

自分のことや仕事や家庭、いろいろなことで役に立ちます。

ファクトフルネスを知ることで、さらに人生は変わっていくのではないでしょうか。