死ぬこと以外かすり傷!箕輪厚介さんの本のレビュー&内容。

死ぬこと以外かすり傷


本書を書いているのは、
幻冬舎の編集長 箕輪厚介さん
 

与沢翼の雑誌「ネオヒルズジャパン」を創刊したり、
幻冬舎に移籍して、お金2.0や堀江貴文、落合陽一の本などを編集し、
爆発的に有名になった本を手がけている。
 

今回、ぶらりと立ち寄った書店で、
たまたまこの本に出会った。

「死ぬこと以外かすり傷」

そのタイトルに惹かれて本を手にした。

 
無性に中身が気になり、
家ではなく、今駅前のカフェでこの本を読んでいる。
 

現在の時刻は17時

隣の席では、
50代ぐらいの女性が一人、
バドワイザーをグラスで飲んでいる。

 
目の前に目をやると、
20代前半のカップルが、
手の平を重ねながらカフェオレを飲んでいる。
 

その隣では、
40代と20代の女性社員らしき人が、
打ち合わせをしている。

 
そんな自由な空気が流れる夕方のカフェの隅で、
僕は「死ぬこと以外かすり傷」を読み始めた。

 

死ぬこと以外かすり傷はどんな本なの?

 
一言で伝えると、
この本は、行動をしたくなる本だ。

 
行動をすることでしか、
結果は手に入らない。

 
結果が、いい、わるい、は別にして、
行動するから何かが起きる。

 
その出来事を楽しめる人間は最強。

 
著者は、行動して起きた出来事を
ストーリーとして語っている。
 

行動すればするほどストーリが増える。
 

その行動は、
人生の大きな経験になるし、
自分にとっての宝だ。

 
本書の中に、
衝撃的な経験のエピソードが書かれていた。
 

ディズニーアニメ「リメンバーミー」を映画館で観ている真っ最中に、事件は起きた。

ラストのクライマックスシーンだというのに、強烈な尿意に襲われたのだ。
僕は暗闇の映画館の中で密かにチャックを下げ、手元のコップにした。

すすり泣きがあちこちから聴こえる中、
最後の感動的なシーンで席を立ってこの感動を邪魔するぐらいなら、
自分一人だけ恥をかけばいい。 

出典明記 死ぬこと以外かすり傷 箕輪厚介 P127

 
という、こんな恥ずかしい話すら、
自分の経験、ストーリーとして人に話してしまう。
 

自分をさらけ出すことで、
人とより深くつながることが出来る。

 
「死ぬこと以外かすり傷」

そう思わせてくれる
行動がたくさん詰まっている。

この本を読むと、
行動をしたくなる。

 
ルールが変化する時代に、
どのように生きるのかを考えるキッカケやパワーをもらえた一冊。

⇒ 死ぬこと以外かすり傷