ラッセルの『幸福論』の読み方の読書レビュー!まんがでわかるシリーズの本

まんがでわかる ラッセルの『幸福論』の読み方
 (まんがでわかるシリーズ)


小川 仁志 (監修), 前山 三都里 (イラスト)
出版社: 宝島社
発売日:2018年5月15日
 

ラッセルという哲学者を知っていますか?

 
バートランド・ラッセル
イギリスの哲学者、論理学者、数学者、社会批評家、政治活動家。
ノーベル賞を受賞した哲学者

1872年5月18日- 1970年2月2日(97歳没)
ラッセルが58歳のときに書いたのが「幸福論」
 

数学者の論理的思考と哲学者の知恵を兼ね備えた、
ラッセルが「幸福論」を書いた。

 
幸福論は3つあり、
三大幸福論といわれる。
 
<三大幸福論>
・アラン  『幸福論』(1925年)
・ヒルティ 『幸福論』(1891年)
・ラッセル 『幸福論』(1930年)

三大幸福論の一つがラッセルの「幸福論」
 
アランやヒルティの「幸福論」と並んで、
三大幸福論の一つで、世界的に有名な名著。
 

論理的に幸福を書いている、
「ポジティブシンキング」の幸福論が
ラッセルの『幸福論』だ。
 

まんがでわかるラッセルの『幸福論』の読み方はどんな本?

 
タイトルは、
「ラッセルの『幸福論』の読み方」

タイトルに読み方という言葉があるように、
『幸福論』の内容を読みやすくまとめてあります。

そのため、
幸福論の原書とは、若干構成も違い、
マンガなのでストーリーを重視。
 

8割マンガのストーリーですが、
2割ほどは文章でまとめられています。

マンガで書かれ、理解しやすく、
まとめの解説を読むことで、知識を広げることができます。
 

読書が苦手な方、子供から大人まで、
幅広く読めて、理解しやすい内容です。

 

「幸福はどうすれば手に入るのだろう?」

 
ラッセルは幸福ではなくて、
まず不幸の原因分析からスタートしている。

そのラッセルの幸福論の特徴は、
「己の関心を外部に向ける」ということがポイントになっている。

  • 自分のことばかり考えるから不幸になる
  • 不幸の最大の原因は自分に夢中だから

まずは内から外へ意識を向けること。
自分の殻を抜け出すことが大事になる。
 

そのためには、
思考が大切になり、殻から抜けるには、
思考のクセを変化させることが必要。

 
ラッセルは、
自分で変えられる、行動するということを重視している。

 

幸福は、
運や巡り合わせでやってくるものではなく、
自らの手でつかむもの。

自分の考え方、物の捉え方を変化させて、
自ら動くことを重要視している。
 

クヨクヨ考えずに、
前向きに行動すること。

  • 自分の力で人生を切り開いていこう。
  • 幸福を獲得していこう。

そんな生き方を提案。
 

残念ながら、
幸福は待っていても訪れてこないようだ。

 
幸福は、自ら動くこと、
行動することが前提となっている。

行動が大切!ということは、
いろいろな所で言われたり、
多くの本でも書かれているが、やはり行動はとても重要だ。

 
読書だって同じで、
本を読み終えて、どんな行動をするのか?

その部分がとても重要。

その行動から、
何かが始まっていくかもしれない。
 

<まとめ>

この本では、
幸福につながる行動、
幸福になるための考え方が詰まっている。

競争に勝つこと=幸福ではない

競争に囚われている人は、「競争に勝つこと=成功=幸福」と思い込んでいるが、それは大きな間違い。
人生の主要な目的を競争での勝利に定めても、幸せはつかめない。

まんがでわかる ラッセルの『幸福論』の読み方 小川仁志 P160

 
競争に勝つことは、
ある一定では幸福をもたらすが、その一点を越すと不幸になる。

目的を競争の勝利に定めず、
競争にとらわれないことは大事な考え方だ。

 
成功するから幸福になるのではない。
幸福になるから成功するのだ。

 
この本を読んで、
内から外へ意識を向けることが重要だと感じた。
 

ラッセルの『幸福論』の読み方は、
マンガで要点をまとめて、
幸福になるための方法が論じられている本。

 
ラッセルの幸福に対する
考え方を学んでみてはいかがでしょうか?

⇒ まんがでわかる ラッセルの『幸福論』の読み方