不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法
著者:三井和之
出版社: サンライズパブリッシング
発行日:2018年4月25日
この本の著者は、
株式会社カウル代表の三井さん
所有する収益不動産は300戸を越える
地方中古一棟マンション投資を得意とする経営者。
不動産投資がうまくいかずに笑顔を失った人の役に立ちたい、
そんな想いで笑顔の不動産投資を広めている。
不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法とは?
「不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法」は、
不動産投資で悩みを抱えている人に向けて書かれた本。
タイトルにもあるように、
この本には、赤字を脱却する方法が書かれている。
分かりやすい文章で優しく書かれているので、
不動産初心者の方、これから不動産投資に挑戦したいと思う方にとっても、
学びのある本になるだろう。
本書に書かれている内容を、
「知っているか?知らないか?」
これはとても重要なことだ。
知っているか、知らないかには、大きな違いがある。
不動産に限らず、
知っているだけで物事を優位に進めれるケースは多い。
これは、地図を持っているか?持っていないか?
ということに置き換えて考えると分かりやすい。
例えば、迷路に入った時に、
地図を持っていない人よりも、地図を持っている人の方が
最短距離でその迷路を突破ことが容易になる。
同じように、
物事が行き詰る前に、どうすればいいのか?を知っておくことは重要。
知っていれば、
回避できたり、落ち着いて行動できる。
それと同時に、
準備をしておくことも大切だ。
不動産投資の曲がり角と言われる2020年。
収益不動産の赤字で困っている時に、追い討ちをかけるのが地価の下落です。あくまでも予想の域を出ませんが、不動産業界の通説として、特に東京オリンピックが開催される2020年前後が特に危ないと言われています。
出典明記 不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法 P24
不動産投資の曲がり角と言われる
2020年の準備をしておくのもいいではないだろうか?
人は、ジタバタしてしまうと、
感情に左右されて正しい判断ができなくなることがある。
そうなる前に、
学んだり、シュミレーションしておくことは大切なことだ。
この本には、
行き詰まる前に知っておくべきことが書かれている。
借金は無理して返すな!
本書を読み進めると、
このような言葉が目に飛び込んできた。
「借金は無理して返すな!」
一瞬、その言葉に驚いたが、
これはとても大事なポイントになる。
収益不動産のキャッシュフローが赤字になった時に最初に自分に言い聞かせてほしいことは、頑張りすぎないことです。本業の収入から穴埋めを続けていくようになると、生活費が圧迫され、家族にも迷惑がかかることになります。あくまでも不動産投資賃貸経営という事業。会社とプライベート分けるように賃貸業と家族は切り離して考えるべきです。 自分を追い込みすぎないように、大切な人にしわ寄せがいかないように考えて欲しいと思います。
出典明記 不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法 三井和之 P42
不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法では、
赤字になった時に、大事な人を困らせないために、
- 赤字の時には、どのような選択があるのか?
- どのようなことを考えるのがいいのか?
という部分を、事業主の立場を考えた目線で
アドバイスをしている。
賃貸経営を立て直す上で最も強力な方法は、赤字が発生している不動産を「速やかに」「可能な限り高く」売ること。本芝その方法論を記したものです。
出典明記 不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法 P3
もちろん経営がうまくいくのが理想的だが、
赤字の向きあい方、その脱却法を知っておくことは大切なこと。
不動産投資の赤字を脱却するスゴイ方法から、
笑顔の不動産投資の秘密を学んでみてはいかがでしょうか?