ライフシフト
100年時代の人生戦略
「もし、あなたが100歳まで生きるなら何をしますか?」
ライフシフトは、30万部以上売れ、話題になった本。
2016年に発売され、著者はリンダ グラットン。
ライフシフトによると「人生は100年時代」に突入するそう。
100歳まで生きるのが標準になる時代が近づいている。
最近よく言われる人生100年時代というものは、
2007年生まれの子供の半数が、日本では107歳まで生きるというのがベースになっている。
100歳まで生きるのは、若い世代のことだから関係ないなんて思わないでください。
日本人の寿命は、明らかに伸びている。
今から50年前の日本人の平均寿命は 67歳ぐらいでした。
2017年の日本人の平均寿命は、女性が87歳、男性が81歳
※男性よりも女性の方が平均寿命は高い。
データを見ても、人の寿命は大きく伸びている。
まず、頭に入れておくべきことは、寿命は年々伸びているということ。
これから生まれてくる子供達は、もっと寿命が伸びることは普通の流れ。
医療の進歩もあり、私たちの寿命も延びていく。
ライフシフト 100年時代の人生戦略
それでは、ライフシフトの内容をチェックしていきましょう。
まず最近よく言われているのは「人生100年時代」
人生100年という、キャッチーな言葉がメディアなどで使われることが多く、よく耳にするのではないでしょうか?
「人生100年時代に突入!」というように。
テレビなどのメディアで、人生100年と言われれば、そうかもしれないと感じるのではないですか。
日本人の平均寿命は右肩上がりで伸び、医療の進歩もあり、今後も寿命が延びていくのは想像できる。
では、仮に100年時代が当たり前になり、寿命が延びたら、人は何をするのでしょう。
例えば、人生80年設計をしいてた人が、途中で100年設計に切り替えてくださいと言われたらどうしますか?
そんな修正を、私たちは行っていくことになるのではないかと思う。
「人生100年」
日本人の平均寿命をみると、50年以上前の人よりも私たちは多くの時間があることになる。
50年前より15年以上寿命が伸びている。
きっと50年前に亡くなった人が今の状況を見たら、アレもコレもやりたいというのではないでしょうか?
私たちは、ご先祖様が驚くような時代を生きている。
交通機関や通信設備・インフラは昔とは大きく変わり、色々なことが自由自在に出来る時代。
移動にかかる時間もドンドン短縮される。
これからは、5Gの登場で、世の中はさらに激変する。
自動車の自動運転なんて当たり前、バーチャルもリアルも区別がなくなるかもしれない。
今までよりも、多くの時間が手に入るし、出来ることはもっと増える。
その足がかりとして、今後、数年で働き方も大きく変わっていく。
生産性は大きく向上して、AI、ロボットが登場。
そうなると、お金の価値も変化する。
ただお金だけのために働くというのは、時代遅れになるだろう。
働く時間が少ないのだから、時間ももっと生まれてくる。
今まで、「仕事に使っていた時間を自由に使っていいよ!」「やりたいことを好きなだけやっていいんですよ」と言われたらあなたは何をしますか?
そんな時代が近づいてくる。
時間や選択肢が増えることで大事になってくるのは、「どう生きるのか?」「何を大切にするのか?」
私たちは自由に選べる時代へ突入してくる。
選べる時代で大事なのは「考え方」と「選択肢」
たくさんの選択肢の中から、どんな考えで選択していくのか?
「自分は何がしたいのか?」
自分で選択できる時代だから、自分を見つめることも大事。
ただ、注意も必要。
この時代は、すぐにやってくるわけではない。
変化の兆しがあり、変化のスピードは速いが今日、明日の話ではない。
徐々に加速しながら変化しているので、私たちは準備していく必要がある。
まず、ライフシフトの前に考え方をシフトさせなければならない。
変化に対応する準備として、変化に対応するバランス感覚が必要になる。
変化に対応できなくて、バランスを崩してしまってはいけない。
まずは流れを知ることと、視点を変えていくことが大事だ。
これから世の中が変化してくことに、不安を感じる人も多いかもしれない。
不安を減らすには、考え方と選択肢を増やすことが必要になってくる。
柔軟性を持っていく必要がある。
100歳まで生きるという感覚をもち、柔軟に変化に対応できる考え方を今のうちから考えた方がいい。
考え方のベースとして、より人生を楽しむという選択を忘れずに持ってほしいなと思う。
ライフシフトは、「自分の人生って何なんだろう?どうなるんだろう?」って考えるきっかけになる本。
ライフシフトというタイトルにあるように、シフトさせていく必要があるだろう。
本を読むことからシフトが始まるのではないだろうか?
ライフシフトにはまんが版もあり、今回選んだのは、漫画でわかるライフシフト。
基本的には大まかな内容は同じで、漫画ならではで分かりやすく書かれている本。
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