「すごい本見つけたよ!」
オリエンタルラジオの中田敦彦さんの本。
「僕たちはどう伝えるか」
著者:中田敦彦
出版社: 宝島社
発行日:2018年9月19日
この本は、非常に読みやすい!
文字が少なめで、
行間があり、文字サイズも大きめ。
とっても読みやすい本。
本人も30分で読破できる本といっている。
「僕たちはどう伝えるか」は、
プレゼンテーションのポイントや人への伝達力を教えてくれる本。
僕たちはどう伝えるかの内容
この本は、
これから先(未来)を見据えて書かれている。
私達の時代は変化している。
もちろん、日本も変化している。
日本は島国で、同じようなコミニュケーションで、
コミニュティを大事に生きてきた。
日本では、空気を読むことで、
言葉にしなくても伝わることが多い。
空気を読むのは、
大事なことでいいことだと思うが、
これだけでは通用しない時代になってきているのも事実。
特に、外国人とのコミニュケーションでは、
それを痛感することが多くなっている。
空気を読むは通用しないことが多々あるし、
自ら伝えなければ伝わらないことがある。
はっきり物事を言わなくても、
「同じ文化だから通じるでしょ」では通じないこともある。
グローバル化に伴って、
日本にいる外国人も増えている。
伝え方、プレゼン力がより大事になる時代。
本書では、
「伝える」に関して、このように書かれている。
言葉にしなくても伝わることを美徳とした。
空気が読める人間が、重宝されてきた。
だが、時代が変わった。グーグルが、 アップルが、あらゆる新しい技術が、日本をもう一度開国させた。
空気を読む人間が、衰退していく。
時代を読む人間が、台頭していく。以心伝心してくれるのを待っていたら、もう連携はできない。
出典明記 僕たちはどう伝えるか P7
中田敦彦は、
お笑い芸人として、伝えることのプロフェッショナルな人間。
その中田敦彦が、
伝達能力、プレゼン力を身につけて、
これからの時代を生き残っていこうと言っている。
この本では、中田敦彦の伝え方、
プレゼンテーションに使える考え方や、
どう伝えればいいのかを学べる本になっている。
本書では、
具体的なスキルや考え方を、
短く分かりやすくまとめられている。
「僕たちはどう伝えるか」には、
たくさんの項目があるが、中でも気になったポイント三つにまとめた。
<開始10秒で全てが決まる>
簡単に言うと,
伝えるのは言葉だけではないということ。
考えることは「何を伝えるか」より「どう伝える」か。
そのために開始10秒が大きな意味を持つ。
この開始10秒というのは「つかみ」のことだ。
それもただの言葉だけではなく、
全身、雰囲気などすべてを使ったつかみ。
いかに相手の心を掴めるかは大事なこと。
<先に中身を全部言う>
先に中身を言ってしまっては話を聞いてもらえないのではないか?
そんなふうに思ってしまうかもしれない。
しかし、そうではない。
中身を知ることで、
迷子にならず最後まで聞くことができる。
いきなり、何を話すのかも分からず、
聞くより相手は準備ができる。
映画の予告と同じ。
予告があることですんなり話が聞ける。
この予告のように、
話す中身を言ってから、
話し始めるということも大事なこと。
<緊張はするほどいい>
大胆で明るい人より、
神経質で暗い人の方がプレゼンに向いている。
社交的ではない。
暗いからといって諦める必要はない。
緊張することを恐れる必要もない。
そもそもなぜ緊張するのか?ということを
考えてみるのがいい。
もっと自分を客観的に見てみること。
緊張には、
「良い緊張」と「悪い緊張」がある。
自分の緊張は、
良い緊張なのか?それとも悪い緊張か?
自分が緊張する理由を考えてみるのは大事なこと。
本書では、
伝える時に大切になるポイントを、
数多く紹介している。
人に気持ちを伝えることで、
広がることがたくさんある。
伝えることが出会いのキッカケになり、
人と人とがつながっていくことも多い。
「伝達能力を磨く」
人に伝えることを意識するだけで、
人生は変わっていく。
そんな人生を変える
すごい本を見つけたよ!