脳が冴える最高の習慣術
3週間で集中力と記憶力を取り戻す
マイク・ダウ (著), 坂東 智子 (翻訳)
出版社: 大和書房
発行日:2017年10月15日
「脳が冴える最高の習慣術」はどのような本?
この本は、
「脳に関する知識」を手に入れられる。
不安、うつ、注意散漫、思考力が働かないなどを解消するための本。
脳が冴える最高の習慣術では、
食事や睡眠をはじめとる生活習慣を改善することで、
集中力、記憶力、それに楽しさを取り戻せると提言している。
そのための具体的な実践法として
「3週間プログラム」も紹介。
脳に必要な食べもの、ライフスタイルなども紹介し、
実践的な内容となっている。
脳にとっていい習慣とは?
脳を汚しているものはいろいろある。
不必要な薬、毒素
これは脳にとっては良くないもの。
逆に、
脳にいいのは、
運動や睡眠、食事。
運動、睡眠、食事が重要なのは分かるが、
どうすればいいのだろうか?
ただ気をつけるだけでなく、
正しい方法、良いことを知っていなければいけない。
その方法をより具体的に、
まとめられている本が「脳が冴える最高の習慣術」
なぜ脳がうまく働かなくなっているの?
頭がぼんやりして、集中できない人が増えてきている。
生活のほとんどの面で脳にダメージを与えている。
うつ、不安、不眠、もの忘れ、頭の混乱、認知症・・・。私たちの多くが、様々な形で、頭の調子や気分を以前より低下させている。なぜだろう?
簡単に言ってしまえば、私たちが自分の脳をサポートしないからだ。そのせいで、活力や落ち着き、集中、やる気を保つのに欠かせない「脳内化学物質」を、脳が十分に作れない。
脳内化学物質は、
食べ物、ライフスタイル、生活環境に左右される。
脳の栄養不足とアンバランスのせい。
脳にとってよくないものは?
脳を汚しているものととして、
不必要な薬があげられる。
まず、
不必要な薬の飲み過ぎは避けた方が良い。
<薬の治療に頼る前にやるべきこと>
アメリカ人の10%近くが抗うつ材を服用している。
だが、最近の大規模な調査では、そのうちの約3分の2が
「うつ病」の臨床的定義に当てはまらないことが判明した。
まずアメリカで、
10%近くの人が抗うつ材を使用していることに驚く。
本書にはこう書かれている。
脳の健康に本当に役立つものをすすめずに、
薬剤にたより、逆に脳内の化学物質のバランスを悪化させている。
私たちには、脳の健康状態を改善する別の方法があるのに、
厄介な副作用があり、長期的には危険を招きかねない薬物治療を選択する必要などあるのだろうか?別の方法を、少なくとも試すべきではないだろうか?
P29 脳が冴える最高の習慣術
この本では、
食べ物の改善法、睡眠スケジュール改善、
日々の選択の改善方法を紹介。
脳内の化学物質のバランスを整えることにフォーカスしている。
「座ってばかりの生活を改める」
という基本的な習慣から、ライフスタイル改善に関する内容が書かれている。
・「血糖は脳内化学物質に大きな影響を与える」
・「人を最も大きく変えるのは自分の体験」
など広い分野から脳を捉えている。
脳が冴える最高の習慣術では、
このような部分を解説し、「3週間のトレーニングプログラム」もあり
実践的な内容になっている。
「3週間プログラム」では、
3部構成で、気分・エネルギー・スピリットに分け、
生活習慣改善プログラムが具体的に書かれている。
脳のコンディションを整えたい方、
パフォーマンスをあげたい方におすすめの1冊です。