<読書レビュー>
成功するには ポジティブ思考を捨てなさい
願望を実行計画に変えるWOOPの法則
ガブリエル・エッティンゲン (著), 大田 直子 (翻訳)
出版社: 講談社
発行日:2015年6月10日
「成功するには ポジティブ思考を捨てなさい」はどんな本?
まず最初に、
タイトルにあるようにこの本は、
ポジティブシンキングの肯定本ではありません。
チャプター1は、
「ポジティブ思考が毒になる」という部分からスタートする。
ポジティブ思考のデメリットとなる部分書かれている。
成功後を想像すると結果が出ない。
心は願いにだまされる
願望を実行計画に変えるWOOPの法則
この本に書かれている
WOOPの法則のWOOPとは、
- Wish 願い
- Outcome 結果
- Obstacle 障害
- Plan 計画
この4ステップのこと。
実際に行ってみたが、
「obstacle 障害」
この部分を考えることは非常に大事だと感じた。
障害を踏まえて考えること。
「もし、こういう状況なら、こう行動する」
これは非常に重要になる部分。
すべてが自分の思うように進むことはない。
だから、
このように障害を想定することは大事になる。
この本を読んで感じたこと
私自身は、ポジティブシンキング肯定ですが、
ポジティブシンキングのデメリットな部分を
この本を読むことで気づくことができた。
ただポジティブに、
こうなったらいいなあと、
空想をしているだけでは何も変わらない。
むしろ夢を見ることで満足してしまって、
実際の行動に移すことをしなくなってしまう。
この部分は、
ポジティブ思考では、注意する必要がある。
しっかり、
デメリットやリスクも把握し考えること。
もう一歩踏み込んで、深く考え、
表面上のポジティブ思考ではいけないと感じた。
WOOPの法則を理解して
- Wish 願い
- Outcome 結果
- Obstacle 障害
- Plan 計画
この部分を考えて、
そのサイクルを回していけるのか?
「成功するには ポジティブ思考を捨てなさい」では、
そのようなことを考えるきっかけになる1冊だった。