最新のGoogle対策!これからのSEO Webライティング本格講座の内容は?

最新のGoogle対策!
これからのSEO Webライティング本格講座


著者:瀧内賢
出版社: 秀和システム
発行日:2017年10月18日

 
まず最初に、
このようなインターネット関連の本を読む際には、
注意点がある。

インターネット関連の本で、
重要になことは、

  • 「発行が新しいものかどうか?」
  • 「最新の情報なのかどうか」

という部分。
 

古いものは、
現在では使えなくなっていたり、
テクニックに関してはマイナスになる部分もある。

そのため、
ネット関連本は、発行年には注意が必要。

 
今回の本、
「これからのSEO Webライティング本格講座」は
2018年6月現在読んでも、これから通用していく内容になっている。
 

また、
本質的なことの書かれている本、考え方は、
発行日に関係なく通用する部分は多い。

 

これからのSEO Webライティング本格講座の内容

SEOとは、
”Search Engine Optimization” の略。
検索エンジン最適化を意味する言葉。

SEOは、
検索結果でWebサイトが、
より多く露出されるために行う一連の取り組みのこと。

 
SEOでは、
「検索ページで、上位で表示するためにどうしたらいいのか?」
ということを考える必要がある。

本書では、
SEOという部分に特化したライティングが書かれている。

そのSEOのライティングとは、
「ユーザーとロボットの両方をとるライティングをする」ということ。

 
すなわち、ユーザーにもロボットにも、
分かりやすく伝える技術を身につけ、
ユーザーとロボットを両取りできるライティング。

 
ユーザー向けとロボット向けの共通点を、
最大限取り入れるという考え方だ。

 

「これからのSEO Webライティング本格講座」で、
印象的だったのは、言葉に関する部分。
 

「ユーザーにも、ロボットにも理解しやすい言葉づかいをする。」
 

言葉づかいはとても重要になる。

特に、注意が必要なのは、
同義語や類義語のように、ニュアンスは同じでも、
複数のいい方がある場合の言葉の選び方。

似ているような意味合いでも、
本質的な意味が異なる言葉も多い。

・感動の意味
物事に対して深く心を動かされること(対象は概ね抽象的、傾向としてゆっくり)

・感激の意味
物事のすばらしさに心を打たれ、感情が高まること(対象は具体的、直接的、傾向として突然)

これからのSEO Webライティング本格講座 瀧内賢 P119

このような言葉は、
どの言葉を使うのかを考える必要がある。

多くの人が使用する言葉を探したり、
どのような表現が適切かを正しく判断しなければならない。

言葉の選び方は重要だ。
 

本書では、
キーワードツールなども紹介しているので、
多くの人が検索時に使用する言葉を探す際に役に立つ。

 
複数の言い方がある場合は、
慎重に言葉を選んでいく必要があると感じた。

そして、
ロボットとユーザーの両方を意識して、
言葉を用いることは必要。

本書にはこのような内容が書かれている。

第1章 これからのSEOには、新しいWebライティング手法が求められている
第2章 ユーザーとロボットを意識して、Webサイトのテーマを決定する
第3章 ユーザーとロボットの両方を考慮したWebライティングの基礎を築く
第4章 重要キーワードを適切な位置に配置し、最大限、ロボットにアピールする
第5章 ユーザーとロボット両方の観点から文章全体を調整・改善する

【目次】より

このように、ユーザーとロボットを考えていくための
考え方や具体的な方法が書かれている。

ユーザーのことを考えるのは大前提だが、
ロボットの視点を考えるキッカケになる1冊になる本だった。
 
⇒ これからのSEO Webライティング本格講座