遠慮しない生き方を読んで思ったこと!鳥居祐一さんの本

遠慮しない生き方


著者:鳥居祐一
出版社: サンマーク出版
発行日:2019年3月19日
 

日本では遠慮することが美徳だと感じていることが多いのかもしれません。

確かにそれは、非常に良いことだと思うのですが、良くない部分もあります。

良くない部分は、自分の意思がないという風にとられてしまうことです。

 

僕は外人と喋っている時によく指摘されることがあります。

「あなたの意見は何ですか?」
 

外人と話していて、なんとなく笑ってごまかすことは通用しないということもあります。

そんな時に、優しい外国人は、「ちゃんと言った方がいいよ」と言ってくれます。

「思っていることがあるなら口に出して」と。

 

遠慮は美徳と考えられることもありますが、遠慮しない生き方は必要だと思います。

これからの時代は、遠慮しない生き方に向かっているような気がします。

最近では、トランプファースト、アメリカファーストなどという言葉がありますが、
同じように自分ファーストという考え方を持っていくことは大事なのではないかと思います。

確かに日本は島国で、日本人だけなら周りにあわせて遠慮するのもいいかもしれないですが、世界を見ていくとこのままでは良くないと思うこともあります。

 
一度、「遠慮しない生き方」を考える必要があるのかもしれません。
 

『では、遠慮しない生き方とはどういったものなのでしょう?』

 
遠慮しない生き方とは、世間の大半の人が主張しないことでも「こう思う」と遠慮なくきっぱり言い放ち、多くの人がやらない変わったことをする生き方。
 

ただ、この生き方にはリスクはあります。
 

人から嫌われるというリスクがあります。
 

もしかしたら、割合的には嫌われる方が多く、人から嫌われる覚悟を持つ必要があるかもしれません。
 

逆にメリットとしては、圧倒的に好かれることがあります。
 

誰にも遠慮せずに、とことん自分らしく生きることこそかが、他者を惹きつける一番の方法になることも。
 

ただし、自分らしく生きる、自分の個性を出して生きるには、自分のいい部分に磨きをかけていく必要があります。

もちろん努力は必要です。
 

それがなければ、口だけのただのわがままな人。
 

でも、日本人はもともと遠慮という部分を兼ね備えているような気がします。

だから、あえて「遠慮しない生き方をする」というのもいいのではないでしょうか?
 

「遠慮しない生き方」には常識に縛られない生き方が書かれています。

もっといまより自然体で楽に生きたい、そんな方におすすめの一冊です。

あなたは遠慮しない生き方をしていますか?